静岡旅行記① 〜浜松駅近辺編〜

静岡旅行記① 〜浜松駅近辺編〜 コラム column eyecatch アイキャッチ
Essay

先日掲載した、東京03単独ライブに行ったときのお話で触れましたが、ライブを観に行た場所が静岡県浜松市だったこともあり、静岡を堪能するため2泊3日で滞在してみました。その旅行記を何回かに分けて絵日記にしてお送りします。

今回は浜松駅周辺を。


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浜松駅には初めて降り立ちましたが、駅周辺は大きなビルやマンションが立ち並んでおりとても都会的。買い物にも困りません。
浜松にきたらまずは何を? と考え、秒で思いついたのが浜松餃子を食らうこと。下調べをしてこなかったのもあり、付け焼き刃的に「どのお店がいいか?」とGoogleマップで探すもお腹が空きすぎてしにそうだったので、3番目くらいに出てきたMARU-ISHIというお店に行ってみることに。
この餃子屋さんは、The GATE HAMAMATSUというおしゃれで現代的なデザインの観光案内所内にテナントで入っていました。餃子の話をする前にちょこっとこの観光案内所にも触れておきますが、浜松の各種観光名所が紹介されているのはもちろんのこと、自転車のレンタルができたり、お土産が買えたり、NHKドラマ『いだてん』展や田畑政治(1964年東京オリンピック招致に尽力)氏の紹介コーナーが常設されていたりと、浜松のことを知るにはまず入って損はない施設でした。2019年の1月にできたばかりだったみたいですね。
そんな施設に入っている餃子屋さんだからか(座席数が少ないのもある)、お昼時は少々混み合っていて少し待ちました。餃子はにんにく《あり》と《なし》から選べましたが、当然にんにくありでいかせていただきました。公式の写真を見ると羽はなくつるんとしてるんですが、実際のは薄くてパリパリの立派なこげ茶色の羽が餃子の周りにまとっていたので、とても私好みでした。このときビールは控えたんだけど、絶対飲むべきだった。

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腹ごしらえもしたところで次に向かったのが、浜松 楽器博物館。このとき初めて知ったのですが、浜松は音楽の都楽器の街と認知されているそうで、それはヤマハやカワイ、ローランドなどの名だたる楽器メーカーを有していることや、「音楽のまちづくり」に精力的に取り組んできたことから、ユネスコ創造都市ネットワークの音楽分野での加盟が認定されたとのこと(一部公式より抜粋)。かなり本格的。どうりでイベントで吹奏楽のコンサートが行われていたわけだ。
さて、この楽器博物館には想像の2倍は多くの点数の楽器が展示されており、期待の3倍は楽しめる施設でした。
アジア、アフリカ、アメリカ、ヨーロッパ…など、世界の地域ごとに展示エリアが分かれており館内の動線は親切。そこからさらに楽器の種類ごとに細かくカテゴライズされていました。また、そのカテゴライズされた楽器の前にはヘッドホンが設置されていて、各楽器の音色やその楽器を使った音楽の一部(民謡っぽいのが多い)を聴くことができます。詳しい説明は収録されていないため、一人の人が長時間陣取る、なんてことはありませんでした。詳細聞きたい場合は、受付で別途プレイヤーを貸してくれるのでそちらを。

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どのエリアも見応えたっぷりで楽しめましたが、特に目を引いたのはピアノのコーナーでしょうか。楽器そのものが大きいのでそれなりの広さが必要なのは当たり前なのですが、まばゆいほど美しくてアンティークなピアノたちが、大きな部屋にゆとりをもって展示されていたのは圧巻でした。前述のとおり年代物のピアノが多く、かなり貴重なコレクションなんだろうなというのが素人目線ですらなんとなくわかります。
展示物のほとんど(9割以上)は手を触れられませんが、体験コーナーも別に設けられているので、今まで縁のなかった楽器を触って楽しむことができました。

館内自体はそこまで大きくはないですが、いかんせん、展示物の点数が多くそれらの音色を聞くことができるため、居ようと思えばそれこそ一日中滞在できるのでは、と思いました。
古い楽器や世界の楽器を学ぶ必要のある学生さんには特に、オススメしたい観光スポットです。

夜にライブが控えていたのであまり遠出ができなかったのが悔やまれますが、浜松には車を走らせるとまた魅力的な観光スポットがたくさんあるようです。またいつか訪れたいですね。次回の駅日記では伊豆をご紹介いたします。

それではまた次回まで。

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